不具合発生時のバージョンと状態を確認
しろくまフォルダでは、次の環境でカスタマイズ機能に不具合が発生した事を確認しています。
- WordPress:バージョン5.3.2
- THE THOR(ザ・トール):バージョン1.5.1
不具合発生時の画面状態は、このように真っ白になりました。

本来、画面左側には設定項目があって、画面右側でプレビューできるのですが、カスタマイズ機能の全てを利用できない状態に陥りました。
THE THOR(ザ・トール)の対処方法
【THE THOR(ザ・トール)】マニュアルサイトのお知らせを確認してみると、THE THOR(ザ・トール)を1.6.1にバージョンアップすることで、WordPress5.3系の不具合にも一時対応している旨が記載されていました。
「カスタマイズ」機能が表示されない不具合含め、バージョン1.6.1へバージョンアップする事で解消されるバグが多数あるようです。

尚、THE THOR(ザ・トール)でテーマをバージョンアップするには、更新用ユーザーIDを事前に入力しておく必要があります。(詳しくは下記の記事から確認いただけます)
しろくま 当ブログで使用中のWordPressテーマ【THE THOR(ザ・トール)】をバージョンアップしましたので、手順をご紹介します。 くろくま (ぼくも覚えておこう…) バージョンアップ[…]
今回、ユーザーIDを事前設定していなかったのと、そもそも「カスタマイズ」機能が利用できないので、THE THOR(ザ・トール)のアップデートは見送ることになり、WordPressのダウングレードを進めることになりました。
WordPressの対処方法
しろくまフォルダでは、下記記事でもご紹介の通り、ロリポップのWordPress簡単インストールを行なって、WordPress 5.1.3のバージョンを導入しています。
くろくま WordPress(ワードプレス)っていうのを使って、ブログを始めてみたいんだけど、何から始めればいいのかな。 しろくま まずはレンタルサーバーの契約から進めてみましょう。初めてなら、安くて[…]
WordPress 5.1.3のバージョンでは、問題なく使えていた為、今回は、WordPressのプラグイン機能を使って、WordPress 5.3.2→5.1.3にダウングレードしてみました。
プラグインを利用してWordPressを旧バージョンに戻す
「WP Downgrade | Specific Core Version」の利用準備を行う
今回、WordPressを旧バージョンへ戻すのに利用したプラグインは「WP Downgrade | Specific Core Version」となります。
配布先であるWordPress日本語ローカルサイトからダウンロードする事も可能です。
WordPress管理画面からインストールする場合、「プラグイン」→「新規追加」→「WP Downgrade | Specific Core Version」を検索→「今すぐインストール」を選択します。

インストール後に「プラグインを有効化」を選択します。

インストール済みのプラグインは、一旦全て機能を停止します。
「WP Downgrade | Specific Core Version」でWordPressを旧バージョンに変更する
WordPress管理画面から(1)「設定」→(2)「WP Downgrade」→(3)「WordPress Target Version」に戻したいバージョンを入力し、(4)「変更を保存」を選択します。(ここでは例として、以前に動作していたバージョン5.1.3を入力)

変更保存後、画面下部に「UP-/Downgrade Core」が現れるので、「UP-/Downgrade Core」を選択します。

「再インストール」を選択して、旧バージョンに戻します。

無事、旧バージョンである「WordPress 5.1.3」に戻りました。

「カスタマイズ」機能も確認してみると、無事動作していました。

旧バージョンのWordPressが問題なく使えるのを確認できたら、停止していたプラグインを有効化して、「WP Downgrade | Specific Core Version」は停止しておきましょう。