Zoom、Teams、Skype、Webexなど、WEB会議の場面でありがちな音声トラブル。
今回は、マイクから音が出ない時の対処・設定方法をご紹介します。
マイクへのアクセス許可を確認する
マイクへのアクセス許可が「オン」になっていないと、マイク機能が無効で「音が出ない・通話できない」状態です。
マイクへのアクセス許可設定には、「Windows」と「アプリ」の2種類があるので、それぞれ確認方法をご紹介します。
マイクへのアクセス許可を確認する(Windows編)
Windowsのマイクがオフになっていると、マイク機能を一切使えない状態となるので、「オン」になっているか確認します。
[スタートボタン] → [設定] → [プライバシー] → [マイク] → [このデバイスのマイクへのアクセスはオンになっています]のメッセージを確認
「このデバイスのマイクへのアクセスはオフになっています」のメッセージが出ている場合は、「変更」ボタン押下で、マイクのオン・オフを切り替えましょう。
マイクへのアクセス許可を確認する(アプリ編)
アプリごとにマイクのアクセス許可を「オン」にするか「オフ」にするか、設定・確認する手順は次の通りです。
[スタートボタン] → [設定] → [プライバシー] → [マイク] → [アプリがマイクにアクセスできるようにする]が「オン」になっているのを確認
「特定のアプリだけマイクがオンまたはオフになる」といった場合に確認してみましょう。
マイクのテストをする
マイクが有効な状態であれば「マイクのテスト」で、正常動作しているか確認することができます。
[スタートボタン] → [設定] → [システム] → [サウンド] → [マイクのテスト]を表示して音声確認
マイクが音を拾えたら、青色のバーが伸びるよ!
マイクに向かって話しかけてみてね。
マイクのトラブルシューティングを行う
マイクの問題が発生した時は、トラブルシューティングを次の手順で実行してみましょう。
[スタートボタン] → [設定] → [システム] → [サウンド] → [トラブルシューティング]を実行
トラブルシューティングを実行すると、不具合が改善されることがあるので試してみましょう。
パーツ(部品)が壊れていないか「ハードウェア診断」で確認する
マイクの部品自体が故障していないか確認したい時、パソコン内部のパーツ(部品)をチェックできる「ハードウェア診断」がおすすめです。
「ハードウェア診断」の実行方法は、パソコンメーカー別に下記記事にまとめているので、チェックしてみて下さい。
オーディオドライバーをアップデートする
マイクやスピーカーといった音声に関連する機能は、オーディオドライバーで制御されています。
最新のオーディオドライバーを適用することで、マイクの不具合が解消されることもあるので、ドライバーを古いまま使っている場合はアップデートしましょう。
[スタートボタン]を右クリック → [コンピューターの管理] → [デバイスマネージャー] → [オーディオの入力および出力] → [マイク]を右クリック → [ドライバーの更新] → [ドライバーを自動的に検索]
アップデートで解消されない場合、ドライバーの再インストールも有効な手段です。
オーディオサービスを再起動する
オーディオサービスを再起動することで、正常動作する場合があるので手順をご紹介します。
(1)検索ウィンドウに「services.msc」を入力して、(2)「サービス」を選択します。
(3)[Windows Audio]を選択して、(4)[サービスの再起動]を行います。
オーディオサービスを再起動できたら、正常動作するか再確認しましょう。
アプリのマイク設定を確認する
特定のアプリでマイクが使えない場合、アプリ側のマイク設定を確認していきます。
- アプリ側でマイクを検出しているか確認する
- マイクのボリュームを確認する
- ミュート設定を解除する
- 最新バージョンのアプリを使用する
アプリの設定を確認して問題ない場合、アプリの再起動も試してみましょう。
WEB会議におすすめのマイク
パソコン内蔵のマイクと比べると、品質の違いが一目瞭然のWEB会議用マイク。
円滑なWEB会議に欠かせないマイク製品をご紹介します。
個人用おすすめマイク
複数名用おすすめマイク(スピーカーフォン)
複数名での利用は「スピーカーフォン」といって、集音マイク・スピーカーが一体となった製品をご紹介します。
機能性・全指向性・相手音声のクリアさなど、実際に使用して品質が良かったものをチョイスしています。
さいごに
Windows10で、マイクから音が出ない時の対処・設定方法をご紹介しました。
WEB会議などの場面で、音が出ないトラブルに見舞われた時は、焦らず順番に対処してみて下さい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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