それでは、自動バックアップと復元方法をご紹介していきます。
自動バックアップの特徴を知ろう

ConoHa WINGでは、全プラン自動バックアップに対応しています。
尚、自動バックアップは設定不要で、ConoHa WINGを利用開始すると共に、バックアップデータを自動取得する仕組みとなっている為、安心して作業に専念できます。
自動バックアップできるデータは3種類

ConoHa WINGでは、「Web・Mail・DB」の3種類のデータを自動バックアップできます。
- Web
- Webサイトに関連するデータ(ワードプレスのテーマやプラグイン、投稿記事の画像など)
- Mail
- メールの送受信データなど
- DB
- データベース(ワードプレスの記事タイトルや本文、カテゴリーやタグなど全般設定)
データを消失した時、バックアップがあると助かるね。
自動バックアップから復元(リストア)する方法

ここでは、自動バックアップから復元(リストア)する方法をご紹介します。
復元(リストア)できると、復旧用データを確認できるようになります。
Conoha WINGのコントロールパネルにログインし、メニューの「WING」を選択します。

コントロールパネルの「サーバー管理」を選択します。

サーバー管理メニューの「自動バックアップ」を選択します。

バックアップの一覧から、復元したいデータを選択します。

内容を確認して「リストア」を選択します。

リストア実行中は、くるくると回っています。

リストアを完了すると、ポップアップで完了のお知らせがあります。

データ量によると思いますが、リストア時間は約5分となりました。
またリストアの結果は、同画面内のリストア履歴でも確認できます。

復元(リストア)データの保存先を確認しよう

「Web、Mail、DB」の復元データは、それぞれ保存場所が異なるので、確認方法をご紹介します。
Webの復元データ確認方法
Webの復元データは「ファイルマネージャー」を確認します。

ファイルマネージャーを起動したら、復元されたフォルダ(backup_data_web)を探して、[右クリック] → [ダウンロード]しましょう。

Mailの復元データ確認方法
Mailの復元データは「Webメール」に保管されています。

Webメールを起動したら、[歯車のアイコン] → [フォルダーを管理]を選択します。

![[backup_data_mail]にチェックして、電子メールを選択](https://shirokuma-folder.com/wp-content/uploads/2021/02/conoha-backup-data-mail-select.png)
Webメール画面に戻ると、[backup_data_mail]に復元データが格納されているので、受信メールの内容を確認できたり、ダウンロードできます。
![Webメール画面で[backup_data_mail]を選択して復元データを確認](https://shirokuma-folder.com/wp-content/uploads/2021/02/conoha-backup-data-mail-download.png)
DBの復元データ確認方法
DBの復元データは「データベース」で確認できます。

同じネームタグを2つ確認できますが、一方は復元もと、もう一方は復元によって出来たデータベースとなります。

どちらかをクリックして展開すると、詳細を確認できるので、データベース名が復元(リストア)した内容と一致しているか確認できます。

あとは、復元(リストア)したデータベース名を利用する為に、DBの接続先情報などを変更すれば完了となりますが、ここではDB接続設定の説明は割愛致します。
さいごに
ConoHa Wingの自動バックアップと復元方法をご紹介しました。
自動バックアップやデータ復元できるレンタルサーバーは他にもありますが、実際に利用してみると、初心者でも簡単に復元できるよう、配慮されているなという印象を受けました。
いざという時、直感的に使いやすいのは、大事なポイントになると思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。