SEO分析・アクセス解析ツール「ANATOMY(アナトミー)」の使い方、無料版・有料版の違いを解説

SEO・アクセス解析ツール「ANATOMY(アナトミー)」とは

ANATOMY(アナトミー)とは、GA4とサーチコンソールのデータを統合・可視化して、WEBサイトを素早く簡単に分析できる、SEO・アクセス解析ツールです。

ANATOMYでは、以下の機能を全て無料で利用できます。

• WEBサイトの状態を5つのグラフで表示
• 分析結果と改善内容の提案
• 重要ページのモニタリング
• キーワードの検索順位と評価のチェック
• 特定ページの深掘り分析

悩めるクマ

GA4とサーチコンソールを行き来せず、簡単に集計・分析できるのは凄い！

しろくま

ANATOMYにGA4とサーチコンソールの情報を登録するだけで、様々な角度からWEBサイトの課題や改善のヒントを得られます。
まずは「ANATOMYの登録方法・始め方」から、詳しくご紹介します。

ANATOMYの登録方法・始め方

ANATOMYを利用する為に、以下3点の登録が必要となります。

• ANATOMYのアカウントを登録する
• Googleサーチコンソールと連携する
• Googleアナリティクス4(GA4)と連携する

今回、当サイト「しろくまフォルダ」のANATOMY登録手順を画像付きで解説しているので、ご自身の環境に置き換えながら読み進めると、迷わず初期設定できます。

それでは、順番に解説していきます。

ANATOMYのアカウントを登録する

ANATOMY公式サイトにアクセスして、[今すぐ無料で始める]をクリックします。

名前やメールアドレスなど、アカウント登録情報を入力して[確認画面へ]をクリックします。

登録情報に間違いがないことを確認して、[登録]をクリックします。

Googleサーチコンソールと連携する

続けて、サーチコンソールと連携する為に[Googleサーチコンソールと連携する]をクリックします。

サーチコンソールで使用しているGoogleアカウントを選択、またはログインします。

ANATOMYのアクセスリクエストの画面が表示されるので、[許可]をクリックします。

[サーチコンソール プロパティ][ホスト]を選択して、[サイト名]を入力後に[登録する]をクリックします。

アナトミー登録が完了したので、[ダッシュボードを見る]をクリックします。

先程登録したメールアドレス、パスワードを入力して、[ログイン]をクリックします。

[キーワード1]にサイト名を入力して、[サイトの種類][ビジネス形態]も1つ以上選択して、[登録]をクリックします。

Googleアナリティクス4(GA4)と連携する

続けて、GA4の設定を進める為、[GA4連携へ進む]をクリックします。

[Googleアナリティクス4と連携する]をクリックします。

GA4で使用しているGoogleアカウントを選択、またはログインします。

ANATOMYのアクセスリクエストの画面が表示されるので、[許可]をクリックします。

[現在のGoogleアカウント]を確認してから、[Googleアナリティクス アカウント]と[プロパティ]を選択して、[登録する]をクリックします。

GA4登録後、[ダッシュボードを見る]をクリックします。

ダッシュボードで以下のような情報が見えたら、ANATOMYの登録と全ての連携設定完了です。

SEO分析・アクセス解析ツール「ANATOMY」を無料で体験する

ANATOMYの使い方機能を解説

ANATOMYの使い方や、無料・有料機能を当サイトを例にご紹介していきます。

今回ご紹介する機能は、以下の通りです。

• ドメインレポート(無料機能)
• 登録URL(無料機能)
• 登録キーワード(無料機能)
• 検索インデックス(無料機能)
• タイルビュー(有料機能)

ドメインレポート(無料機能)

ドメインレポートでは、過去6ヶ月間のデータを5つのグラフで可視化し、WEBサイト全体の傾向を確認できます。

グラフの[歯車アイコン]を選択することで、表示項目の追加も可能です。

追加後は、下図のように表示されます。

また[ガイド表示]をクリックすると、分析方法を学べるガイドを確認できます。

登録URL(無料機能)

登録URLは、重要視したいページURLを登録することで、PV数やクリック数の週次推移を確認できます。(無料版では10件まで)

登録URLの追加は、画面内の「＋」ボタンを押下して、

登録したいURLを入力して、[登録]をクリックします。

URLを登録できました。

追加したURLのレポートは、[ページ詳細]をクリックします。

ページURLで絞り込まれたサーチコンソールの検索結果や、順位、クリック数などを画面右側で確認できます。

登録キーワード(無料機能)

登録キーワードは、重要視したいキーワードを登録することで、順位やクリック数の週次推移を確認できます。(無料版では10件まで)

登録キーワードの追加は、画面内の「＋」ボタンを押下して、

キーワードを入力して、[登録]をクリックします。

キーワードを登録できました。

ちなみに、登録URLのページ詳細にある検索キーワードの「＋」をクリックして、キーワード登録することも可能です。

検索インデックス(無料機能)

検索インデックスは、無数のキーワードを種別ごとに分類・集計することができます。

キーワード獲得状況を分析したり、訪問者の質を評価するのに役立ちます。

ANATOMYを無料で利用する

タイルビュー(有料機能)

タイルビューでは、サーチコンソール上で確認できる検索インデックスの一覧や、SEOワード検索、検索順位チェック(推移グラフ)を週次・月次で確認できます。

このように、どのようなキーワードでGoogleから評価を得ているか確認して、上位表示する為の施作や対策を検討・分析していける機能が沢山搭載されています。

タイルビューは、stater以上のプランで利用できます。

ANATOMYの有料プランでユーザー行動をより深く分析する

ANATOMYの動作環境について

ANATOMYの動作環境は、次の通りです。

ANATOMYは、さまざまなブラウザで動作します。

ANATOMYの無料版・有料版の違い

ANATOMYには、無料版と有料版が用意されています。

今回は、無料版と有料版の「機能」「価格」の違いを比較してみました。

機能比較

SEO機能

GA4・アクセス解析機能

無料版では、キーワード登録や平均順位・クリック数・表示数など、SEOで意識したい基本機能を利用できますが、深掘りして分析したい場合は有料版が必要となります。

価格比較

ANATOMYは無料版の「dashboard」の他に、有料版で「starter」「expert」と、計3つのプランが用意されています。

有料版で利用する場合は、「starter」プランが最適です。

尚、年払いの場合、月々の費用を2ヶ月分お得に抑える事が可能です。

ANATOMY 公式サイトで価格をチェックする

さいごに：ANATOMYの総評

悩めるクマ

ANATOMYを利用すると、GA4とサーチコンソールを統合・可視化できるから、WEBサイトの運営に不可欠なツールと言っても過言ではないね！

しろくま

GA4とサーチコンソールを組み合わせた事で、WEBサイト全体を捉え、見渡す事ができるので、SEO分析やアクセス解析をより深く行えるようになっています。
更に、様々な情報のグラフが用意されているので、単なるテキストデータでは気付けなかった事など、新たな発見があるかもしれません。
また、無料で使い続けられる機能が豊富で優秀な点も見逃せません。
「無料で高機能なWEBサイト分析ツールを利用したい」
「ユーザー行動をより深く分析したい」
このように考えている方は、ANATOMYを導入してみてはいかがでしょうか。

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