Windows10で自動ログインする方法(netplwizとレジストリ変更)

悩めるクマ
パスワード入力なしでパソコンにログインしたい
自動ログインする方法を知りたい

こんな悩みを解決いたします。

当記事を読むと「Windows10の自動ログイン」について、次のことがわかります。

  • 自動ログインに必要な準備と注意点
  • 【方法1】netplwiz(ユーザーアカウント制御)で自動ログインする方法
  • 【方法2】レジストリを変更して自動ログインする方法
しろくま
それでは順番にご紹介します。
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自動ログインに必要な準備と注意点とは?

パソコン起動時の自動ログインを実現するには、「アカウント」と「パスワード」が必要になります。

自動ログインに使用するアカウントは、利用中のアカウントでも、新規作成するアカウントでも問題ありません。

尚、自動ログインできるのは1端末に1アカウントのみとなります。

パソコンに複数アカウントを作成している場合、どのアカウントを自動ログインの対象とするか、事前に決めておきましょう。

【方法1】netplwiz(ユーザーアカウント制御)で自動ログインする方法

(1)検索ウィンドウに「netplwiz」を入力して、 (2)[開く]をクリックします。

(3)ユーザーを選択して、(4)[ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要]のチェックをオフにし、(5)[OK]をクリックします。

ユーザー名を確認して、(6)ログインパスワードを入力してから、(7)[OK]をクリックします。

しろくま
設定後はパソコンを再起動して、自動ログインできるか確認しましょう。

【方法2】レジストリを変更して自動ログインする方法

レジストリを誤って変更すると、Windowsが正常に動作しなくなる可能性があるので注意が必要です。設定変更は自己責任でお願いします。

(1)検索ウィンドウに「netplwiz」を入力して、 (2)[管理者として実行]をクリックします。

レジストリエディターのダイアログが表示されたら、次の順番で「Winlogon」まで階層を辿ります。

HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\Winlogon
[Winlogon]内で変更するレジストリキーは、次の3つになります。

  1. AutoAdminLogon
  2. DefaultUserName
  3. DefaultPassword

上記レジストリキーは、3つ全て変更する必要があります。

しろくま
レジストリキー3つの設定方法を詳しく解説します。

①AutoAdminLogonを設定する

「AutoAdminLogon」をダブルクリックします。

値のデータを「1」に変更して、[OK]をクリックします。

「AutoAdminLogon」の設定は、以上になります。

②DefaultUserNameを設定する

「DefaultUserName」をダブルクリックします。

値のデータに「自動ログオンしたいユーザー名」を入力して、[OK]をクリックします。

「DefaultUserName」の設定は、以上になります。

③DefaultPasswordを設定する

「DefaultPassword」は手動で作成します。

画面左側で[Winlogon]を選択している状態で、画面右側の(1)何もないところで右クリック → (2)[新規] → (3)[文字列値(S)]の順にクリックします。

「新しい値 #1」ができるので、名前を「DefaultPassword」に変更します。

変更した「DefaultPassword」をダブルクリックします。

値のデータに「自動ログオンユーザーのパスワード」を入力して、[OK]をクリックします。

「DefaultPassword」の設定は、以上になります。

しろくま
「AutoAdminLogon」「DefaultUserName」「DefaultPassword」の設定を終えたら、パソコンを再起動して、自動ログインを確認してみましょう。

まとめ:Windows10で自動ログインする方法

今回は、Windows10の自動ログインについて、次のことをご紹介しました。

  • 自動ログインに必要な準備と注意点
  • 【方法1】netplwiz(ユーザーアカウント制御)で自動ログインする方法
  • 【方法2】レジストリを変更して自動ログインする方法

パスワード入力にかける時間は数秒程度かもしれませんが、「1ヶ月・半年・1年…」と積み上げると、相当な時間を削減できます。

個人所有しているパソコンや、セキュリティ対策不要のパソコンをご利用の方は、一度検討してみてはいかがでしょうか。

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