Windows11へアップグレードする方法を知りたい
自分のパソコンはWindows11を使えるの?
こんな悩み・疑問を解決します。
当記事では、「Windows11へアップグレードする時の条件、確認すべきポイントや対処方法」を解説しています。
まずは、Windows11へアップグレードする為の「3つの条件」を解説します。
Windows11へアップグレードできる条件を確認しよう
Windows11へアップグレードするには、3つの条件を満たす必要があります。
Windows11へアップグレードする為の3条件
- 利用中のデバイスが「Windows10」である
- Windows10にバージョン2004(21H1)以降が適用されている
- Windows11のシステム要件を満たしている
それでは、3つの条件を順番に解説します。
①利用中のデバイスが「Windows10」である
Windows10であればエディション問わず、Windows11へ無償アップグレードが可能です。
但し、使用中の元のエディションに基づいたアップグレードとなります。
- OKパターン:Windows10 home → Windows11 home
- NGパターン:Windows10 home → Windows11 Pro
②Windows10にバージョン2004(21H1)以降が適用されている
Windows10のバージョンは、次の方法で確認できます。
バージョンが古い場合は、WIndows Updateで最新バージョンを適用しましょう。
③Windows11のシステム要件を満たしている
利用中のデバイスが、Windows11のシステム要件を満たしているか「PC正常性チェック アプリ」で診断できます。
尚、Windows11の最小のシステム要件は次のようになっています。
システムの最小要件 | |
---|---|
プロセッサ | 1ギガヘルツ(GHz)以上で、2コア以上の64ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC) |
メモリ | 4ギガバイト(GB) |
ストレージ | 64ギガバイト(GB)以上 |
システム ファームウェア | UEFI、セキュアブート対応 |
TPM | トラステッド プラットフォーム モジュール(TPM)バージョン2.0 |
グラフィックスカード | DirectX12以上(WDDM2.0ドライバー)に対応 |
ディスプレイ | 対角サイズ 9インチ以上で、8ビットカラーの高解像度(720p)ディスプレイ |
インターネット接続 | インターネット接続が必要 |
Microsoftアカウント | Microsoft アカウントが必要 |
Windows11へのアップグレード方法は2パターン
Windows11へアップグレードする方法は、「自動更新」と「手動更新」の2パターンになります。
「自動更新」でWindows11へアップグレードする方法
自動更新によるアップグレードは、「Windows Update」を確認します。
但し、無償アップグレードの配布は順次展開となります。
すぐに利用したい方は、次にご紹介する「手動更新」でWindows11へアップグレードできます。
「手動更新」でWindows11へアップグレードする方法
手動更新でWindows11をアップグレードするには、下記からメディアをダウンロードします。
Windows11の手動インストールを進めるにあたって、次の3つの方法が用意されています。
- インストールアシスタント
- メディアの作成
- ディスクイメージ(ISO)をダウンロード
アップグレード前に、バックアップを取って作業することをお勧めします。
Windows11へアップグレードできない時の対処方法
WIndows11搭載のパソコンを購入する
使用中のWindows10がシステム要件を満たせず、Windows11へアップグレードできない時、Windows11搭載のパソコンを検討してみましょう。
システム要件を満たしていないパソコンは、ある程度年数が経過しており、買い替えを視野に入れる時期と考えられます。
各メーカーでWindows11搭載パソコンが発売されているので、チェックしてみましょう。
Windows11のOSを購入してアップグレードする
アップグレード用のOSが販売されているか確認しましたが、現時点(2021年10月10日現在)では未発売でした。
発売されたら、こちらの情報を更新します。
パソコンのスペックを向上させる/設定を見直す
システム要件を満たしていないパーツの取り替え、設定の見直しを行えば、アップグレードの条件を満たせる可能性があります。
パソコンのシステム要件は、「PC正常性チェック アプリ」から確認できます。
要件不足となっている原因を特定することから始めてみましょう。
まとめ
今回は、Windows11へアップグレードする時の条件、確認すべきポイントや対処方法をご紹介しました。
また忘れがちですが、アップグレード前は、大事なデータを必ずバックアップしておきましょう。
しっかり準備を行なって、Windows11のアップグレードに備えましょう。
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