【個人・家庭向け】ネットワークHDD(NAS)のおすすめ5選|メリット・デメリット解説

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しろくま
家庭用にNASを購入する時、「数ある商品から何を選べば良いか?」「自分に合う商品はどれか?」と悩みがちです。
くろくま
(確かにNAS選びのポイントが知りたい…)
しろくま
今回は、NASを購入する時に押さえておきたい「製品の特徴」「メリット・デメリット」の解説と、おすすめ商品をご紹介します。
目次

NASとは?

NASのメリット・デメリット、「RAID機能付き」のNASを解説

NASとは、「Network Attached Storage(ネットワークアタッチドストレージ)」の略称で、家庭内や職場などのLANに接続して使えるネットワークHDDです。

PCやスマホに保存された「画像・音声・動画・ドキュメント」、またテレビの録画データなど、ネットワークを介してさまざまなデータを共有・バックアップしたり、外出先からアクセスできるなど、利用シーンも多岐にわたります。

NASのメリット・デメリットを知ろう

NASのメリット

  • PC/スマホ/タブレットなど、様々な端末から利用できる
  • Windows/Macなど、異なるOSから同時にアクセスできる
  • 外出先からアクセスできる
  • 大容量データを保存できる
  • データを共有したり一元管理できる
  • RAID対応している製品が多く、冗長性が高い
くろくま
NASを使うと、便利なことが沢山!

NASのデメリット

  • 外付けHDDと比較すると価格が少し高い
  • アクセス権やセキュリティなど、導入設定の敷居がやや高い
  • ハードディスクが故障すると、データ消失のリスクがある
しろくま
NASのメリット・デメリットを知れたところで、次は「RAID機能付きNAS」の特徴を確認してみましょう。

「RAID機能付き」のNASとは?

NASの中には「RAID(レイド)」という機能が搭載されている商品があります。

RAID(レイド)とは?
RAID(レイド)とは、NASのHDD障害に備えて、複数のHDDに分散してデータを保管する仕組みです。
冗長性を確保できることから、重要なデータを保管・バックアップする運用に向いています。
またRAIDには「RAID0」「RAID1」のように、いくつかの種類があります。
今回は「個人・家庭向け」によく使われる、RAIDの種類と特徴を表にまとめました。

RAIDの種類と特徴

RAID5 RAID1 RAID0
特徴 RAID0と同じ原理で、データを分散して書き込むと同時に、パリティ(故障時に記録データを修復するための冗長コード)も計算・生成してディスクに書き込む。 同じデータを2つHDDに書き込むので、片方のHDDに障害が発生しても運用が可能 データはブロック単位に分割する為、分散してデータを高速保管できる
復旧の仕組み 故障したHDDと新しいHDDを差し替え(他のHDDに格納されたパリティ情報を照合して再構築) 故障したHDDと新しいHDDを差し替え 複数のHDDを1台として認識しているので、1台でも故障すると復旧不可
ドライブ搭載数 3台以上 2台 3台以上
利用可能容量 全体-HDD1本分の容量
(1TB×3台の場合、2TB利用可能)
実際に使える容量は1/2 100%
コスト 中〜高 低〜中 低〜中
冗長性・耐障害性 ×
しろくま
個人・家庭向けでRAID対応NASを利用するなら「RAID1」、コストよりも安心第一の場合は「RAID5」対応のNASがおすすめです。

【個人・家庭向け】おすすめNAS5選

【個人・家庭向け】おすすめNAS5選

ここからは、おすすめのNASをご紹介します。

製品ごとに特徴を記載しているので、ご自身に合う物をチェックしてみて下さい。

「初心者におすすめ」のNAS製品

RAIDの種類 RAID1(ミラーリング)対応
ドライブ搭載数 2台
対応デバイス Windows/Mac/iPhone/Android
外出先からのアクセス
DLNA/DTCP-IP ○/○
Mac「TimeMachine」対応
RAIDの種類 RAID1(ミラーリング)対応
ドライブ搭載数 2台
対応デバイス Windows/Mac/iPhone/Android
外出先からのアクセス
DLNA/DTCP-IP ○/○(DTCP-IPは有償)
クラウド連携対応(Dropbox/Amazon/MS Azure/他)

「中級者におすすめ」のNAS製品

RAIDの種類 RAID1(ミラーリング)対応(※設定変更が必要)
ドライブ搭載数 2台
対応デバイス Windows/Mac/iPhone/Android
外出先からのアクセス
DLNA/DTCP-IP ○/○
クラウド連携対応(Dropbox/Amazon/MS Azure/他)
自身でHDDをNASに取り付ける必要あり
RAIDの種類 RAIDレベル0,1,5,6,10から選択可能
ドライブ搭載数 4台まで
対応デバイス Windows/Mac/Linux/iPhone/Android
外出先からのアクセス
DLNA/DTCP-IP ○/×
Mac「TimeMachine」対応
別途HDDを購入する必要あり
RAIDの種類 RAIDレベル0,1,5,6,10から選択可能
ドライブ搭載数 4台まで
対応デバイス Windows/Mac
外出先からのアクセス
DLNA/DTCP-IP ○/×
Mac「TimeMachine」対応
別途HDDを購入する必要あり

NASへ接続できない時に確認するポイント

NASへ接続できない時に確認するポイント

NASに接続できない時、見落としがちなのが「SMB1.0」の設定です。

Windows10からNASに接続できない時、確認してみましょう。

【Windows10】NASに接続できない時、SMB1.0の状態(有効/無効)を確認しよう

さいごに

【個人・家庭向け】のNASを購入する時に、押さえておきたい「製品の特徴」「メリット・デメリット」の解説と、おすすめ商品をご紹介いたしました。

家庭用のNASであれば、導入のハードルが低い製品も多く、ソフトをインストールして設定を簡単に済ませられるタイプも増えています。

使い方や環境に合わせたNASを見つけて、今までよりも便利にデータ活用してみてはいかがでしょうか。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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