
家庭用にNASを購入する時、「数ある商品から何を選べば良いか?」「自分に合う商品はどれか?」と悩みがちです。



確かにNAS選びのポイントが知りたい…



今回は、NASを購入する時に押さえておきたい「製品の特徴」「メリット・デメリット」の解説と、おすすめ商品をご紹介します。
NASとは?


NASとは、「Network Attached Storage(ネットワークアタッチドストレージ)」の略称で、家庭内や職場などのLANに接続して使えるネットワークHDDです。
PCやスマホに保存された「画像・音声・動画・ドキュメント」、またテレビの録画データなど、ネットワークを介してさまざまなデータを共有・バックアップしたり、外出先からアクセスできるなど、利用シーンも多岐にわたります。
NASのメリット・デメリットを知ろう
NASのメリット
- PC/スマホ/タブレットなど、様々な端末から利用できる
- Windows/Macなど、異なるOSから同時にアクセスできる
- 外出先からアクセスできる
- 大容量データを保存できる
- データを共有したり一元管理できる
- RAID対応している製品が多く、冗長性が高い



NASを使うと、便利なことが沢山!
NASのデメリット
- 外付けHDDと比較すると価格が少し高い
- アクセス権やセキュリティなど、導入設定の敷居がやや高い
- ハードディスクが故障すると、データ消失のリスクがある



NASのメリット・デメリットを知れたところで、次は「RAID機能付きNAS」の特徴を確認してみましょう。
「RAID機能付き」のNASとは?
NASの中には「RAID(レイド)」という機能が搭載されている商品があります。
- RAID(レイド)とは?
-
RAID(レイド)とは、NASのHDD障害に備えて、複数のHDDに分散してデータを保管する仕組みです。
冗長性を確保できることから、重要なデータを保管・バックアップする運用に向いています。
またRAIDには「RAID0」「RAID1」のように、いくつかの種類があります。
今回は「個人・家庭向け」によく使われる、RAIDの種類と特徴を表にまとめました。
RAIDの種類と特徴
RAID5 | RAID1 | RAID0 | |
---|---|---|---|
特徴 | RAID0と同じ原理で、データを分散して書き込むと同時に、パリティ(故障時に記録データを修復するための冗長コード)も計算・生成してディスクに書き込む。 | 同じデータを2つHDDに書き込むので、片方のHDDに障害が発生しても運用が可能 | データはブロック単位に分割する為、分散してデータを高速保管できる |
復旧の仕組み | 故障したHDDと新しいHDDを差し替え(他のHDDに格納されたパリティ情報を照合して再構築) | 故障したHDDと新しいHDDを差し替え | 複数のHDDを1台として認識しているので、1台でも故障すると復旧不可 |
ドライブ搭載数 | 3台以上 | 2台 | 3台以上 |
利用可能容量 | 全体-HDD1本分の容量 (1TB×3台の場合、2TB利用可能) | 実際に使える容量は1/2 | 100% |
コスト | 中〜高 | 低〜中 | 低〜中 |
冗長性・耐障害性 | ◎ | ○ | × |



個人・家庭向けでRAID対応NASを利用するなら「RAID1」、コストよりも安心第一の場合は「RAID5」対応のNASがおすすめです。
【個人・家庭向け】おすすめNAS5選


ここからは、おすすめのNASをご紹介します。
製品ごとに特徴を記載しているので、ご自身に合う物をチェックしてみて下さい。
「初心者におすすめ」のNAS製品


RAIDの種類 | RAID1(ミラーリング)対応 |
ドライブ搭載数 | 2台 |
対応デバイス | Windows/Mac/iPhone/Android |
外出先からのアクセス | ○ |
DLNA/DTCP-IP | ○/○ |
他 | Mac「TimeMachine」対応 |


RAIDの種類 | RAID1(ミラーリング)対応 |
ドライブ搭載数 | 2台 |
対応デバイス | Windows/Mac/iPhone/Android |
外出先からのアクセス | ○ |
DLNA/DTCP-IP | ○/○(DTCP-IPは有償) |
他 | クラウド連携対応(Dropbox/Amazon/MS Azure/他) |
「中級者におすすめ」のNAS製品


RAIDの種類 | RAID1(ミラーリング)対応(※設定変更が必要) |
ドライブ搭載数 | 2台 |
対応デバイス | Windows/Mac/iPhone/Android |
外出先からのアクセス | ○ |
DLNA/DTCP-IP | ○/○ |
他 | クラウド連携対応(Dropbox/Amazon/MS Azure/他) 自身でHDDをNASに取り付ける必要あり |


RAIDの種類 | RAIDレベル0,1,5,6,10から選択可能 |
ドライブ搭載数 | 4台まで |
対応デバイス | Windows/Mac/Linux/iPhone/Android |
外出先からのアクセス | ○ |
DLNA/DTCP-IP | ○/× |
他 | Mac「TimeMachine」対応 別途HDDを購入する必要あり |


RAIDの種類 | RAIDレベル0,1,5,6,10から選択可能 |
ドライブ搭載数 | 4台まで |
対応デバイス | Windows/Mac |
外出先からのアクセス | ○ |
DLNA/DTCP-IP | ○/× |
他 | Mac「TimeMachine」対応 別途HDDを購入する必要あり |
NASへ接続できない時に確認するポイント


NASに接続できない時、見落としがちなのが「SMB1.0」の設定です。
Windows10からNASに接続できない時、確認してみましょう。
【Windows10】NASに接続できない時、SMB1.0の状態(有効/無効)を確認しよう
さいごに
【個人・家庭向け】のNASを購入する時に、押さえておきたい「製品の特徴」「メリット・デメリット」の解説と、おすすめ商品をご紹介いたしました。
家庭用のNASであれば、導入のハードルが低い製品も多く、ソフトをインストールして設定を簡単に済ませられるタイプも増えています。
使い方や環境に合わせたNASを見つけて、今までよりも便利にデータ活用してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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